設立プレスリリース |
報道関係各位 平成15年11月14日 南関東総合コンタルタント協同組合(通称:ミック)設立の件 さる10月17日に複数資格を有する経営コンサルタント集団である南関東総合コンタルタント協同組合(略称:mic、呼称:ミック)設立登記しました。経営全般のコンサルティングサービスに特化した組合で複数省の認可で地域が複数県にまたがっている事業協同組合は関東では前例がないのでご案内させていただきます。 1.ミック(南関東総合コンタルタント協同組合)の特色 複数省の認可で複数県にまたがっている 一般的に協同組合は同一都道府県をベースにしているため都道府県知事の認可である。また、会員が複数県にまたがっている場合は省庁管轄地域局長の認可である。ミック(南関東総合コンタルタント協同組合)の特色は千葉県を中心に隣接の複数県にまたがり、かつ経済産業省、厚生労働省、国土交通省の3省認可の事業協同組合であることにある。 2.ミック(南関東総合コンタルタント協同組合)設立の目的 (1)ワンストップ経営コンサルティングサービスによる顧客の高度なニーズへの対応 中小企業診断士、社会保険労務士、一級建築士の複数のコンサルタント有資格者による組合を設立して単独の資格だけで対応できない高度な顧客のコンサルティングニーズに対応する。 起業して、店舗の新規開店を行う場合、経営コンサルタントだけでなく、一級建築士のデザイン設計、資金調達のアドバイザー、コンピューター等情報化コンサルタントも必要である。さらに従業員を雇用すれば雇用管理のしくみをつくるコンサルタントが必要になる。こういった業務を1人のコンサルタントがおこなうのは、現代はビジネスのしくみが高度で複雑であるため事実上不可能に近い。また、クライアントが各分野の専門化にそれぞれ依頼すると自分の分野のコンサルタント業務を優先して全体統合がなくなる欠点が生じる。 今、コンサルタント業界で一番求められているのは1つのコンサルタント組織が専門分野のコンサルタント有資格者をそれぞれの領域で最大限の能力を発揮させ、かつ全体で統合された一貫性のある高度なコンサルタントサービスを提供することである。 (2) 独立間もないコンサルタントの受注機会の一助に コンサルタント業は独立してすぐに仕事を受注することはまれで、当初は仕事のない時期を誰もが経ている。コンサルタントしての知名度、営業力不足によるものである。これから若いコンサルタントや退職後のシルバーのコンサルタントが独立しても受注の機会、確保ができるような組織、受け皿としてミック(南関東総合コンタルタント協同組合)を設立した。 (3) コンルタント業の受注機会と業務繁閑の平準化 コンサルタント業は労働集約型サービス業で大量生産や在庫保管が不可能である。せっかく受注しても一人では断らざるを得ないものも数多くある。数人の同業者が事業に参画することで、受注機会と業務繁閑の平準化を図り、お客様に安心と高品質なサービスを提供できるようになる。 (4) 幅広い情報と豊富な事例 コンサルタントは専門領域においては最新の情報と知識を持ち合わせている。ミック(南関東総合コンタルタント協同組合)は多種にわたる専門コンサルタントから構成されているため、経営全般にかかわる幅広い情報と豊富な事例を有している。 3.前例がないにもかかわらず組合設立が認可されたのは 組合設立指導機関は都道府県中小企業団体中央会があるが、今回の設立を指導してくれた千葉県中小企業団体中央会が積極的に3省に働きかけをしてくれたことと経済産業省、厚生労働省、国土交通省の3省(主管省は経済産業省)が縦割り行政の枠にとどまらずに、好意的に受け止めてくれたことで認可が可能になったと思う。 (千葉県中小企業団体中央会(電話番号043-242-3277) 担当者:福永氏) 4.組合という組織形態を選択した背景 現在の経済のしくみの構造変革を行い、大胆な経営革新を行うためには既成にとらわれない柔軟な組織作りが望まれる。組織は株式会社、有限会社等の営利法人やNPOが一般的であるが、中小企業組合等協同組合法に基づいた組合による起業方法もある。組合組織は従来は中小企業の資金調達力や情報収集力の弱さ、技術力の低さ、経営の近代化の立ち遅れの解消のために、同業者の集まりを基本に組織されたものであるが、この中小企業協同組合制度が現在の複雑なビジネスのしくみへ中小企業が対応するための連携、組織の手段で活用されている。我々は組織形態で事業協同組合を選択した。 5.今後のスケジュール (1)設立までのスケジュール 9月末に認可されたので10月7日出資払込完了、10月17日法務局に設立登記完了 (2)受注状況 設立を事前にアナウンスしているため、既にクライアントから設立後の受注額1000万円近くが内定している。 1)民間企業精肉加工会社の新規事業で惣菜事業進出の支援(中小企業診断士+一級建築士) 2)公共関係のある町の産業会館建設にともなうコンセプト作り(中小企業診断士+一級建築士) 3)独立開業セミナー(中小企業診断士+社会保険労務士) 4)農業関係者への経営診断セミナー(中小企業診断士+ファイナンシャルプランナー) 5) 建設業者への経営診断セミナー(中小企業診断士+一級建築士)等多数 以上 このページの内容に関しては以下までお問い合わせください。 ミック事務局 (support@mic.gr.jp) お問い合わせフォームはこちら |